借入をするメリット

主婦が個人ではなく業者から借入をする手段は以前、酷く限定されていた。

 

質草(担保)を取って貸し付ける質屋に物を持っていくぐらいしか金銭の融通をする手段がなく、夫や姑に気が付かれないように質草になりそうなものを探さなければいけなかったそうだ。

 

嫁入りのときに持たされた着物や装身具を質に入れては出す主婦も多かったと聞く。その不便さを考えると、無担保且つ用途を制限せずにお金を貸してくれる金融業者の登場は主婦にとっては大変な朗報であったことは想像に難くない。

 

特に子供がいる家庭では怪我や病気で突然お金が必要になることが多く、とっさの時に使えるお金があることの意義は子育てにおいてとても大きい。

 

最近の医療は専門性が高いので検査を3つもするとあっという間に費用が万を超してしまうことも少なくない。1度に支払えない高額の費用でも1度借入をして複数回払いをすることで1回の支払による負担を減らすことができる等借入のメリットは大きい。

 

また、我が国独得のお金にまつわる伝統的な事情として、女性が自分の裁量で使えるお金の家計に占める割合が他の国よりも少ないと言うものがある。

 

今ではあまり聞かなくなったが、預金通帳を夫や姑が管理していて、買い物のたびにお伺いを立てなければお金をもらえない主婦がわが国には多くいた。安易な借入はあまり感心しないが、借入によって得たお金を自分の為に使えるようになったことで主婦の経済状況は随分とましになったと言う事実は否めない。

 

お金にまつわるサービスを自分で選ぶことは自立の第1歩でもある。