主婦独得の金銭事情

国税庁の2012年のまとめによると女性の平均年収はどの世代でも300万円を下回ることが分かっている。これは正規、非正規を問わず働く女性全体の統計であるため、非正規雇用の女性の平均年収は100万円台中盤だとされている。

 

男性の平均年収は440万円程度だと言われているので両者の収入の間には大きな開きがあると言われている。内閣府の調査によると女性が結婚の際に退職する理由として「仕事と家庭の両立に自信がないとおもった」ことなどが挙げられている。

 

しかし、退職して専業主婦になったとしても主婦を取り巻く状況は厳しい。男性の平均収入は440万円程度だと今書いたが、母、父、子供2人の世帯を維持するためのひと月の生活費は33.2万円程度だと言われている。

 

単純に12をかけてみると398.4万円かかると言うことになる。これでは家族の病気などがあった時に十分な対応ができない。学校の同窓会や主婦仲間の集まりなどがあるときに夫の小遣いや昼食代も削ってもらっているのでお金が欲しいとはとても言い出せない人も多いのではないか。

 

家計を補填するために子供を預けて働きたいと思っても公立の幼稚園、保育園は母親の就労証明書がないと入れないところが多い。かといって私設の幼稚園などは国からの補助金が少ないので費用が高いため利用をためらう人が多いようだ。

 

主婦のキャッシング希望者の増加の下地にはこういった社会全体の収入減があると言われている。経済は早い速度で動いているのに制度がついてこられないことによって女性や高齢者が置き去りにされてしまっている現実がある。