家族で話そうお金のこと

古いことわざに「青菜は男に見せるな」と言うものがある。ほうれん草などの葉物野菜はゆでる前にはかさがあるがゆでてしまうとぐっと見た目の量が減ってしまう。

 

昔の男性は「男子厨房に入らず」台所のことなどさっぱり分からないので「あれだけあった青菜はどこに行ったのか、お前が食べたのだろう」と責め立てるからゆでるまえのものは見せてはならないと言う意味の言葉である。

 

家計管理もまた、青菜と同じように女性に丸投げされることが多く、自分の家賃もわからない無頓着な男性が多く残っていると言われている。

 

主婦が何とかしてお金を夫に内緒で借りたいと思う理由のひとつに自分の為に使いたいからと言うよりも、借金で生活費を補填していることを知られたら夫に「お前は金の管理もできないのか」と主婦失格の烙印を押されるのではと言う不安、恐怖があると言われている。

 

しかし、収入がないとみなされている専業主婦がお金を借りる際には世帯主の収入を自分の収入として金融業者に認めてもらうことが条件となることが多く、本人の承諾を得なければ借入はおろか家族カード(別項で詳しく記述)すら作れないのが我が国の現状である。

 

気軽にお金を借りることが当たり前になったのはごく最近のことであり制度が整っていないと言う問題点が我が国の金融の問題点だとされている。

 

制度はすぐに変わるものではないので、当座は世帯主の家計に対する理解を得る努力をした方が早い。買い物の折に「これ、幾らぐらいだと思う」とクイズをしたり、実際に家計簿をつけて見てもらったりしてパートナーと経済観を共有していくことが無理のない家計の運営には大切なことである。