グレーゾーン金利とは

消費者金融のキャッシングにまつわる言葉でよく聞くものにグレーゾーン金利と言うものがある。

 

私達は白黒と言う色彩の名を物事の属性が対比的であることを表すときに使うことがあり、「白黒はっきりつける」等の表現がそれにあたるが、多くの場合、白は良い方向を黒は悪い方向を示すことが多い。

 

グレーと言う色彩は両者を混ぜ合わせたものなのでいいのか悪いのかはっきりせず曖昧なものを示すときに使われる言葉である。

 

法律や経済用語として灰色が出てくる場合は「倫理や社会規範に反する行為や概念ではあるものの刑法で罰するほどのものは反法行為ではない」というニュアンスで使われることが多い。

 

グレーゾーン金利もその例外ではなく、利息制限法では借入額の20パーセントまでしか利息を取ってはいけないと定められていたのにも関わらず、刑法の処罰対象になる出資法では29.2パーセントまで利息を課せられると言う司法の穴を逆手に取ることで生まれた金利のことを示す。

 

グレーゾーンにあたる金利は民法のもとでは本来は支払う必要はないものであるが、その条件を飲まなければお金を貸してもらえないので泣き寝入りをしていた人が多いと言われている。

 

重い腰をあげた政府によって2010年に貸金業法と出資法における金利が同時に引き下げられ、グレーゾーンは撤廃された。万が一20パーセントを超える金利を提示してくる業者がいたら法を順守しない闇金業者であると考えてよい。

 

改正貸金業法の下では法を順守しない業者はあっという間に貸金業としての登録を抹消され営業の許可をもらえなくなるからである。